肥料関係

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平日時間があったのでADAのサポートセンターに電話し、最後のピースが埋まったので書くことにしました。結局テスト終わる前に書いちゃったよ俺(苦笑。
まぁ、土壌学の勉強のつもりで書きますね。

----------------------------------------------
以前、「水草水槽における「鉄」の役割 その①」において、肥料学的な側面から鉄を積極的に追肥、特に、メ○デール等で鉄のみを添加することに否定的な文章を書きました。

今回は一転。「鉄」を積極的に追肥することを積極的に肯定する文を書きたいと思います。
切り口は、土壌学です。


※注意①
前もって言っておきますが、以下の文章は
「黒ボク土(火山灰土壌)由来のソイル」
つまり
ADA 「アクアソイル アマゾニア」
GEX 「水草一番サンド」 

・・・・・・等、
黒色のソイルを用いている方について当てはまる文章です。
大磯砂や、その他の土壌由来のソイルを用いている場合には当てはまらないので、ご注意下さい。


さて、黒ボク土といっても多くの方はピンとこないと思いますが、何てことはありません。火山灰土壌といわれるだけあって、火山灰の堆積した結果に出来た土です。園芸店などでは黒土(くろつち)として売られているので、ガーデニングをしている人は分かるかな?

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
以下を読む前に
※注意②
「黒土(こくど)」「黒土(くろつち)=黒ボク土」は異なる土壌です。
「こくど」は世界的に有名な肥沃な土壌で、サバナ気候の地域に分布する土壌です。尚、これは火山灰土壌ではありません。分布としては、ウクライナのチェルノーゼム、アメリカのプレーリ、ブラジルのレグールなど、世界の有名な穀倉地帯や綿花地帯を形成する原動力となった土壌です。
無論、「こくど」はサバナ気候に存在する土壌なので、温帯気候の日本には存在しません。
問題は、「こくど」と「くろつち」が和名だと同じ「黒土」になっている点で、混同している場合が多いので注意してください。
このような判りにくい状態の原因は、メーカー側が「こくど」のプラスイメージを「くろつち」に与えたいからこんな状況なんじゃないかな~って考えています。無論、個人的意見ですが。


※注意③
ADAの「アクアソイル アマゾニア」の説明には「黒土」としか表記が無く、「こくど」か「くろつち」か判断出来なかったので、本日ADAのサポートセンターにTELしてみました。←迷惑なやつめ(’д’
その結果、担当の方から
「どちらかは判らないが、国産の土を使っている」
との回答を得ましたので、「こくど」は日本には無いことより、
ADAの「アクアソイル アマゾニア」は国産の「くろつち=黒ボク土」を用いていると判断しました。
ADAの「アマゾニア アクアソイル」は、商品名がブラジルのアマゾンぽい名前をしていますが、純日本国籍の火山生まれのようです。世界で活躍して凄いですね(笑)
また、黒ボク土ってことはGEXなど他の多くの黒い色をしたソイルと同じ土壌であると思われますが・・・・・この値段の差は一体どこから発生しているのでしょうか?ブランド代??(ぇー)
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

注意が続いてしまいましたが話を本題に戻し、
黒ボク土の特性について書きたいと思います↓

黒ボク土は火山灰が積もって出来た火山灰土で、北海道、東北、関東、九州に特に多く見られます。
また、日本の他の土に比べて腐植含量が極めて高く、世界のいろいろな土と比べても最高位にあります。
これは、火山灰に多く含まれるアロフェン(非結晶質のケイ酸アルミニウム)が腐植との結合が強く、腐植を容易には分解できない形に変え、多量集積の要因になったと考えられています。これが、土の色を黒くしている要因です。

国名     地目   土壌名     腐食含量(%)
日本     水田   灰色低地土     3.8
日本     畑地   褐色森林土     2.7
日本     水田   黒ボク土       9.3
日本     畑地   黒ボク土      10.3

アメリカ   畑地   モリソル       4.0
ロシア    畑地   チェルノーゼム   8.3
中国     畑地   黄土          1.8
*出典:土と人のきずな/新風舎

この数値を見る限り黒ボク土は非常に素晴らしい能力を持った土壌であり、植物を育てるのには適しているといえます。
この特性から、各アクアメーカーがこの土壌を利用した商品を作り、さらに特殊な製法で団粒構造を作り、よりアクアリウムに適した素材として我々に提供してくれているのだろうと思います。



しかし!いい所ばかりではありません。
しっかり欠点もあり、それをキチンと理解したうえで使おうというのが今回の主旨です!!!


欠点① 火山灰土壌であるが故、硫黄が多い
硫黄(S)といえば、温泉地で臭う卵の腐った臭いの元です。しかし、硫黄は植物の必須多量元素の一つであり、欠くことが出来ない重要な物質です。よって、それが欠乏しないのは良いのですが、水中で使うという特性上これが欠点にもなりえます。

土壌中において硫黄は主にNa2SO4の形で存在しますが、還元状態=酸素が無い状態=水槽の底砂の中ではNa2SO4→SO4→H2S(硫化水素)の形になります。
この硫化水素は植物の根にとって非常に有害で、根を腐らせてしまします。
最近自殺に利用されたりと、その毒性は世間的にも知られていると思いますが・・・・

しかし!土壌中に鉄(Fe)があると、硫化水素は鉄と結合し
H2S+Fe→FeS(硫化鉄)の形になり、植物の根には無害になります。
逆に言うと、鉄が少ないと黒ボク土に含まれる多量の硫黄は硫化水素(H2S)となって植物の根にダメージを与えてしまいます。

この事からわかることは・・・
初期状態のソイルでは鉄が沢山あるので問題が無いが、長期間水槽を維持し、植物が土壌中の鉄を吸収して減らしてしまうと硫化水素が発生し、水草が育たなくなる
・・・という現象が見られるようになると考えられます。

つまり
黒ボク土由来のソイルを用いて長期間維持する場合
鉄の追肥が必要になると考えられる!
と、私は考えます。
長期間ソイルで水槽を維持していて、根の張りが悪くなったら鉄を含む固形肥料(ADAアイアンボトム 等)をソイル内に入れることを考慮に入れてみてください。硫化水素が原因の場合は、それで改善されます。
尚、この辺の話は「水田の秋落ち」と通じる知識です。詳しく知りたい方は、その辺から調べると判りやすいかも。


欠点②アロフェン(非結晶質のケイ酸アルミニウム)の理化学性
これも利点と表裏一体の欠点なのですが・・・
このアロフェン(非結晶質のケイ酸アルミニウム)はリン酸(P)の保持能力が高く、特にpHが低くなるとこの傾向が強くなります。
そのためリン欠乏になりやすく、畑などではリンを多く施肥します。



が、アクアリウムだと餌由来のリンが過剰に蓄積しがちなので、この特性はアクアリウムに限って言えばいい方向に働くことが多いように思います。しかしがら、やはり長期間の水槽維持や管理状況次第ではリン欠乏に陥る場合もありますので、水草にリン欠乏の症状が現れた場合(全体的に色が濃くなる等)は対応してください。


欠点③になる可能性があるもの 非アロフェン質火山灰土壌
火山灰土壌におけるアルミニウムは、多くの場合アロフェンとして存在します。しかし、中には非アロフェン質火山灰土壌と呼ばれるものがあり、この土壌はアルミニウムがイオン化しやすい傾向があります。そのため、この土壌を原料にソイルを作った場合は、アルミニウムによる毒性が出る可能性があります。
アルミニウムというのは、酸性条件下で強い毒性を示し、主に根の生長点に著しい生長阻害が見られます。極端な酸性状態(pH4とか)になった場合は、アルミニウムによる害が発生する可能性も無きにしもあらず・・・・・って感じです。
無論、基本的にこのような土壌を含まないように商品が作られていると思いますが、放置気味の水槽はpHが下がっている傾向があるので、知識としてこういうものもあるということを知っておくと良いと思います。




以上。
結局言いたかったのは、欠点①の硫化水素と鉄の関係についてです。
あとはオマケ(ぇー)

改めて書きますと・・・・
「黒ボク土由来のソイルで長期間維持した場合、鉄の追肥が有効である可能性がある」
ってこと。
ただし、施肥するなら固形肥料を用いてください。液体だと、根元に届かない可能性が大です。

一方で、栽培状況にもよりますが、まぁ一年で鉄が欠乏する事も少ないと思います。

また、そもそも黒ボク土由来のソイルを使ってない場合、鉄は一必須微量元素に過ぎません。この場合、鉄を重視するのであれば他の必須微量要素全体も気にすべきだし、それ以上に必須多量要素のバランスの方が重要のはず。

っというのが私の考えです。


最後に。
ソイルで管理されている方の多くが、一年ほどでリセットされているように感じます。
事実、一年を過ぎると窒素を初めとする多量必須元素が欠乏し、水草の生長に著しい阻害が見られることを私自身体験してきました。
また今回、黒ボク土由来のソイルを利用して長期間維持する場合に限り、本来微量要素である「鉄」の重要性が高まるのではないか?っと、提示させていただきました。
ソイルで数年間水草水槽を維持する場合は、これら様々な欠乏症状との戦いになります。リセットするのが簡単かもしれません。しかし、閉鎖空間で生態系を維持するという、難題にあえて挑む楽しみもあると思います。
我が家の水槽も、立ち上げて3年目を進行中です。様々な問題が発生しますが勉強のつもりで対応策を考えつつ、維持していきたいと考えております。



素人の文なんでこの文の影響で問題が起きても責任取れません。
私自身学び手なので、今後も意見が変わるかもしれません。
現時点における一つの意見として読んでいただければ幸いです。

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以前、当ブログ内で「鉄」が話題に上ったときに書いた記事なのですが、下書きのまま放置されていたのを発見したので、アップしときます。
続編があるんですがそっちはまだ書いてないので、続きは試験が終わったら書きます。

長文ですが、どうぞよろしく。。
-------------------------------------------
はじめに
今回の記事は自分自身の経験論ではなく、学術的に認知されている情報を元に、私なりに理論を組み立てた結果、「私の考え」です。つまりは絶対的な真実ではなく、砂上の楼閣の様な話であることをご了承下さい。

第一回目は一般論を考察

水草水槽を維持する上で、肥料として「鉄」の添加が一般的になっています。
メネデールのような液体や、ADAのアイアンボトムのような固体など様々なものが利用されているのはご存知のことと思います。
でわ、何故「鉄」を施肥するのでしょうか?
ネット上で一般的に言われている事を調べますと・・・
①赤系の水草を赤くするのに鉄の添加が効果的。
②微量ながら必須要素である鉄は餌からの供給が少ないので肥料として与える必要がある。

という意見が多いように思えます。

■鉄が赤系の水草に必要である という点について

長くなるので先に結論を書いておくと、
「一定条件を満たせば鉄の添加は効果があると考えられるが、他にも注意すべき元素はあるはず・・・・」
です。

・赤くなるメカニズム

そもそも、葉が赤くなるというのはどのような現象なのでしょうか?今回は、低光環境下だと緑色の葉で、高光環境だと赤色になるような水草について考えてみたいと思います。

赤系の水草が赤色を示すメカニズムに関する正確な知識を持ち合わせていないので言及は出来ませんが基本的には・・・
光合成が飽和状態になり、余った光エネルギーを、何らかの方法(色素を用いた反射など)によって反射し、その結果赤色の光も反射してくるので葉が赤色に見える。
つまり、
光合成反応(光エネルギー → 化学的エネルギー → CO2を糖に変換)と、光合成の結果生産された糖を葉の細胞から他へ輸送・消費するスピードの関係
であると考えています。

具体的に言えば、
1)光合成によって生産される糖の増加量が、輸送・消費能力を上回り、葉に蓄積する
2)光合成が過剰に行われていると植物が感知
3)光合成反応を抑制するため光合成に必要な赤色の光を反射し、光合成を阻害する物質(色素)を葉で合成
4)その結果赤色の光が葉で反射し、人の目には葉が赤くなったように見える。

というメカニズムが、私の推測。
無論、赤色の色素を作れる植物しか赤くなりません。他の植物は、他の何らかの方法を行っていると思われます。

この理論が正しいと仮定した場合、積極的に赤系の水草を赤くする方法としては・・
●案1:光量を上げる(CO2や養分など、光以外の因子が充実していればこれだけでOK)

●案2:光量がある程度少なくても、光以外の要因を充実させ無駄なく光を利用して光合成を行えるような環境を作り、糖の輸送・消費必要以上の光合成を維持する。(最低限の光環境下で、植物を活発にさせる)

●案3:光合成速度に対し、葉からその他器官への糖輸送・消費量を相対的に減らし、結果的に葉の細胞内に糖が蓄積することを促進させる。(最低限の光環境下で、植物の活性を抑える)

※植物体の成長を抑制しすぎると植物体自身が弱り枯れてしまう可能性があります。また、枯れるまでいかなくても生育が著しく低下した場合、色素という生きるうえで必要不可欠で無い物質の生産を止めてしまう可能性があり、一定レベルの生長は維持する必要があると考えられます。

・・・等が考えられます。
このように方法論としては3つありますが、結局の所
光合成を十分に行える環境作りが重要
であることがわかると思います。


・赤くする方法
案3について言及すると複雑になるので、案1と2について考え、光合成を十分に行える環境作りについて考えたいと思います。

光合成とは、葉の細胞において光エネルギーを使ってCO2を糖に変換する反応です。
でわ、光合成を十分に行える環境とは、どのような環境なのでしょうか?
光合成に必要な因子を簡単に書くと
、光
、CO2
、各種イオン
(、各種酵素も働き増すが、省略)
であると思います。

各論につて詳細を書いていくと
光
光に関しては、植物が光を受容する器官であるクロロフィルaクロロフィルbが吸収できる光が青色周辺(0.45μm付近)と赤色周辺(0.65μm付近)であることから、このあたりの光が十分に植物まで到達していることが重要といえます。また、植物が緑色に見えることからも、緑色の光は吸収されずに反射していることが分かると思います。
つまり、一見人の目には暗く見えるような光であっても、青色周辺(0.45μm付近)と赤色周辺(0.65μm付近)が十分量満たされていれば、植物は光合成を活発に行えるといえます。逆に、一見明るい照明でも、青色周辺(0.45μm付近)と赤色周辺(0.65μm付近)の光が少なければ、光合成はあまり行われません。
※詳細は「別館 アクアリウムのページ」の「植物と光」をご覧下さい

 二酸化炭素 CO2
光合成とはCO2を吸収し糖にする反応であるため、十分なCO2が無くては反応が進みません。よって、CO2は高濃度で維持すべきですが、CO2濃度が高くても光やイオンなど他の因子が不十分だと光合成反応は頭打ちになります。
各因子の要求量は植物種により異なりますが、基本的にCO2無添加だとやや欠乏状態であることが多いようです。基本方針として、CO2は添加したほうが無添加と比べて光合成反応が高まるというのは、一般的に言えると思います。
無論、生体が死ぬような濃度はだめでしょう。


 各種イオン
植物が生きるために欠かすことの出来ない必須元素というものがあります。これらは体を形作るだけでなく、様々な生体反応に重要な役割をになっており、無論光合成にも重要な役割を担っていることが明らかになっています。

必須元素の中から積極的に光合成に関与しているものを抜き出すと・・・
酸素、水素、二酸化炭素以外では
■多量必須元素
窒素:アミノ酸の元になる重要な物質。光合成による生長(=体つくり)に不可欠。
リン:酸化還元補酵素として働き、酸化還元反応において重要。
カリウム:デンプンの合成に関与。
マグネシウム:葉緑体の形成に必要。炭素の固定に必要なリン酸化反応を助ける。
■微量必須元素
鉄:葉緑体の形成に必要。光合成や呼吸に必要な酵素に多く含まれ、重要な働きがある。
銅:葉緑体の形成に必要。鉄と同様、光合成や呼吸に関与。
マンガン:光合成における酸化還元反応の中心的役割。葉緑体に極めて多く含まれる。
塩素:光エネルギーを化学的エネルギーに変換する過程に関与。
・・・・など、有名どころだけでも必須元素の多くが関与していることがわかります。

次に、具体的な必要量を見てみたいとおもいます。
陸生の植物ですが、その光合成をする器官である葉・茎成分としてこのようなデータがあります。
20080416202712.jpg

これは植物種によってバランスが変わってくるため一概に言えるデータではありませんが、大体の目安としては使えるデータであろうと思います。

この表を見ると、一言で多量元素や微量元素といっても、その量にかなりのバラツキがあることがわかります。また、微量要素の中では比較的鉄の含有量が多いように見えます。
しかし、それ以外のイオンもバランスよく存在することに意味があり、鉄だけに着目するのはいかがなものかと思いますが・・・・ね。

以上のことから、
必須元素がバランスよく存在し、光とCO2がある状態
=光合成を活発に出来る環境
=葉を赤くする環境

であると考えられます。

----------------------------------
さて!長々と書いてきましたが、ここで鉄の添加の話に戻ります。
この文を読んで、あなたの鉄に対する考えはどうなったでしょうか??

を見ると、確かに鉄は微量要素の中では多い部類に入りますが、あくまで必須元素の一つでしかありません。また光合成に関しても、鉄以外の元素も重要な役割を担っていることは既に述べたとおりであり、鉄だけが特別な存在であるわけでは無いように思えてこないでしょうか??

私の思うに、
確かに鉄は重要な光合成において非常に重要な因子であり、微量要素の中でも必要量が多い元素であることから、鉄を肥料として添加することにより少しは光合成効率は上がることは確かだと思います。
しかし、
鉄が十分に供給されても、他の因子の条件が適していなければ、その因子が制限因子として足を引っ張ってしまうと思います。
つまり、
鉄を入れるから光合成が促進されるわけではなく、あくまで制限因子の一つを取り除いたに過ぎない
のではないでしょうか??
私はこのように考えているため、光合成を高めることを目的として鉄のみを添加しまくっている方が多いことに、少なからず疑問を感じています。

これは、文頭に書いた「②微量ながら必須要素である鉄は餌からの供給が少ないので肥料として与える必要がある。」という点にも共通して言えます。微量ながら必須元素の供給を重要視するならば、鉄以外の必須微量元素も同様に気にするべきであろうと思います。


まとめ
以上のことより・・・・

鉄は必須微量要素の中では要求量が多く、欠乏しやすい元素である。よって、制御因子になりやすい。また、光合成に重要な元素であるため肥料として与えることに一定の効果はある。
しかし、あくまで微量要素であるため、多量必須元素のカリウムのように多量に施肥する必要もないと考えられる。
むしろ、鉄イオンの濃度を気にするのであれば、他の微量必須元素も気にするべきであろう。


っというのが、私の考えです。
ちなみに私は微量要素の施肥として
ハイポネクス ハイグレードシリーズ 活力液
を使用しています。
この商品は、窒素-リン酸-カリウムを含まず、それ以外の栄養素を殆ど網羅しているものです。
商品説明をそのまま貼り付けると↓

植物の生理活性を高める15種類(鉄・カルシウム)の各種栄養素をバランスよく配合。ビタミン類、高純度天然糖質配合により、植物に活力を与えます。

との事。
個人的には鉄だけを与えるより、このようは混合肥料を利用したほうがいいと判断している事から、この商品を利用しています。
使用量は3週間に一度、水換え用の水に原液を5滴位入れている感じです。
微量要素なので大量に必要ないと思いますし、私はソイルを使用しており、固形肥料も利用しているので微量要素の欠乏症はさほど発生しないと考えています。無論、欠乏症が見られれば使用量を増やそうと思いますが、現在のところ問題ありません。
また、過剰に与えすぎると蓄積し、多量必須要素の吸収を阻害したりするので、月に1,2回程度の施肥で十ニ分だと思います。

まぁ、参考までに・・・っというところで。


※次回予告
今回は鉄の添加についてマイナス思考の文を書きました。
一方、光合成効率以外の観点から見ると、鉄の添加が必要であるという考えもあるため、それについて書きたいと思います。
「火山灰土壌由来のソイルにおける、鉄施肥の必要性」って感じかな??

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前「テトラ5in1」を購入し、ハイポの硝酸塩濃度等を簡易的に測定した私ですが(2007/11/15(木)2007/11/16)、実はその後にNO2(亜硝酸)とNO3(硝酸塩)の濃度をより具体的に調べてみたいと思い、試示薬を買っていました。

ちなみに買ったのは
aquamind laboratoryの
NO2 assay kit(亜硝酸測定試薬キット)
NO3 assay kit(硝酸塩測定キット)
DSC01738.jpg

先月の段階では、テトラのほうで調べた時と同様に、
NO2は見検知。NO3は50mg/lっと、硝酸塩濃度がかなり高い状態であることがわかりました。

その後・・・
週2回、10L or 20L水換え。
フィルター内に活性炭を投入。
施肥を窒素フリーの「ブライティ K」「ハイポ活力液」「メネデール」に限定
DSC01746.jpg
するなどし、最近ではNO3が20mg/l程までに低下しました。
具体的な効果とすると、ガラス面や生長が遅い水草の葉に発生していた緑藻類がかなり減少したことがあげられます。やはり、NO3が50mg→20mgへ変化した影響は大きいようです。


しかし、ここで問題発生!!!
グリーンロタラのドワーフ化と、アメリカンウォータースプライトの黄白色化です(下写真はスプライト)。
DSC01729.jpg

つまり、どちらも典型的な窒素不足の症状。。。。。


あれ?
20mg/Lって、そんな低濃度?????
テトラ5in1についてる説明書には20mg/L以上。aquamind laboratoryの
NO3 assay kitの説明書では50mg/l以上だと高濃度でコケの発生があります・・・って書いてあるけど、20mg/Lで欠乏症が出るのはどうよ??
(今まで測定してなかったから、知らなかったけど・・・・)

前回も書きましたが、餌由来も肥料由来も、植物が窒素を吸収するときはNO3の形なので、単純に窒素が足りてない。えぇ、足りてないらしいです。
立ち上げて2年近くたつ水槽なんで、底砂のソイルの栄養はなくなってるんでしょうが・・・・その影響???

参考になるかわからないけど、世界の河川の窒素と燐酸濃度はこんな感じらしい↓
npk_um.jpg

アマゾン川とか色々あるけど、自然状態の河川ではおよそ10μM=0.01mg/Lって所でしょうか(計算あってる?)。CO2もそうですが、自然界では色々低濃度でOKなんで、水槽内と自然環境はかなり違うのは当然ですがね~。

まぁそれは良いんですが、とにかく現状として水槽内の水溶窒素が足りてない。この現状は間違いないわけで・・・・どうしたものか。
ま~えに同じような現象が起き時は窒素入れたら改善されたし、今回も窒素入りのハイポ入れるかなぁ。でも、どれ位の濃度まであげよう(==)



そこで!数少ないブログ見てくれている方々に相談です!!!

水草水槽を維持している方の硝酸塩濃度を教えて下さいm(__)m
皆さんどれくらいなんでしょうか??


反応あるといいなぁ・・・・・(==)
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ども、珍しく二日続けての更新です(苦笑。

昨日の文の中で、
「窒素肥料由来の窒素が、NO3の測定結果に影響を与えるか?」
という点に疑問があったので、本日早速実験してみました。

今回影響を測定したのは、我が家で液肥として用いている
・HAHYPONEX High Greade 観葉植物用 7-4-4
・HAHYPONEX High Greade 活力液(Fe、その他微量要素)

の2種類です。
これらの原液を
10倍希釈、100倍希釈、1000倍希釈、10000倍希釈
した溶液を準備しました。

水質の測定には、昨日紹介した
・テトラ テスト 5 in 1
を用いました。
検査項目および測定範囲はテトラテストの性能に従い、
pH : 6.4~8.4
KH : 0~20°dH
GH : 3~16°dH
NO2¯ : 0~10mg/L
NO3¯ : 0~250mg/L
となっております。

そして、測定結果がこちら↓
HYPONEX.jpg


結論としては、
「窒素肥料の施肥は、試験紙によるNO3濃度測定に影響を与える」
っと、いうものでした。

ふむ。窒素肥料を施肥している場合、NO3の値が高かったといって餌由来の硝酸塩が蓄積しているっというわけではないのですね。
逆に言えば、窒素肥料の与えすぎを間接的に見ることが出来る・・・・のかな?w
調べた結果、窒素肥料にはアンモニア態窒素(NH4+)と硝酸態窒素(NO3-)の形で窒素が含まれており、これらが硝酸塩になることで植物に吸収されるっぽいです(間違ってたらすまん)。
だから、硝酸塩(NO3)の濃度検査を行うことで、直接的に窒素肥料の過不足を確認できるのだと思います。


つまり、硝酸塩がある程度検出できる状態なら窒素肥料はいらないし、水草が多かったり水換えが頻繁だったりと硝酸塩が0に近づいたら窒素不足になると考え、その時に窒素肥料を使用するのが良いと思います。

とりあえず疑問解決ですっきりしました。

※pHが一部ずれているのは、試験紙なので性能の限界なんでしょう。あと、KHが高いのは知識不足で考察しかねます。


---------------------------------------
改定(08.02.24)
水質で言われている硝酸塩=NO3であり、肥料などに書いてある硝酸態窒素=NO3でありました。同じものです。何勘違いしてるんだ、俺(==)。
とわいえ、結論は変わりません。窒素不足の症状が植物に見られた場合(下葉の黄色化など)、硝酸塩濃度を測定してみてください。光不足でも同じような症状がでますが、原因が窒素不足であるかどうかの判断は出来ると思います。(それには、調子がいいときの硝酸塩濃度を把握しておく必要がありますが・・)

今回調べた肥料にはアンモニア態窒素(NH4+)が入っており、これが直接硝酸塩(NO3)濃度測定のkitの結果に影響するかどうかはわかりません。しかし、アンモニア態窒素も硝酸態窒素も即効性の窒素肥料なので、濃度を考えて、適量使用をお勧めします。
個人的には、水溶性の窒素を強く要求する水草がある場合、(グリーンロタラやリシアなど)硝酸塩濃度50mg/L位で良いんじゃないかなぁ~って感じです。逆に、肥料の要求が少ないナナやウィローモス、シダ系ばかりの水槽の場合、もっと少なくて良いと思います。

---------------------------------------
あと、もうひとつでかい報告!!
チェリーバルブの稚魚発見であります!!!!

我が家の腐ったデジカメでは稚魚を撮影するのはかなり無理がありましたが、いちを写真をUP
DSC01701.jpg

さらに拡大↓
DSC01701-2.jpg

んーーーーアップした本人が言うのもなんですが、見てもわかりませんね(^^A"""""""""
肉眼で見る限り、チェリーバルブのメス♀のようです。一匹しか見当たりませんでしたが、我が家では初の稚魚誕生です♪今後、無事育ってくれるかわかりませんが、うれしい限り(*^^*)。

テンション上がったので、今日はいつもと違うアングルで水槽写真もアップ(意味不明w)
DSC01703.jpg

以上、今回は盛りだくさんでお送りしました。
でわまた(^^)ノシ
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ざっと一月ぶりの更新^^A。
朝夜寒い季節ですが、お元気でしょうか?
私は先週末、私用で東京に行ったとき風邪をもらい、今日まで死んでましたよ(=ω=.)

さて、さっそく一月の間に微妙に変化した我が家の水槽をUP!
071115.jpg

いかがでしょう?
赤い水草(有茎種:名前忘れたorz)ってやつを入れてみたの、お気づきでしょうか??
素人さんにご意見を聞いたところ、「赤いの入ったら、熱帯魚!って感じがアップしたね」とのこと。



あと、最近水質の試験紙の
「テトラ テスト 5in1」
img_treatment08_01_01.jpg

を買って、水質チェックしてみました。
これは
pH : 魚の種類によって適正なpH値が異なります。(測定範囲 : 6.4~8.4)
KH : 炭酸水素イオンの量に対応して変化し、水のpHに関与します。(測定範囲 : 0~20°dH)
GH : 総硬度は水中のカルシウム塩とマグネシウム塩の量で変化します。
NO2¯ : 亜硝酸塩濃度が高いと魚が中毒死します。(測定範囲 : 0~10mg/L)
NO3¯ : 硝酸塩量が多いとコケが発生しやすくなります。(測定範囲 : 0~250mg/L)

を、一枚の試験紙で調べられるってものです。
今までpHは測ってましたが、その他はまったく測ったこと無かったので^^A。

そして結果がこちら
●水換えに使用している水(井戸水由来)
pH: 6.8
KH: 3°dH
GH: 3°dH
NO2: 0mg/L
NO3: 0mg/L

●水槽
pH: 6.4以下
KH: 3°dH
GH: 3~6°dH
NO2: 0mg/L
NO3: 50mg/L

んーNO3が少々高いです(==)。
肥料の窒素ってどんなイオン状態で存在するかわからないので、何ともいえないのですが。(肥料由来の窒素って直接NO3の濃度結果に影響するんでしょうか??)

とりあえず、肥料の窒素がNO3の濃度を直接底上げするものでわなく、餌由来のNO3が残っていると仮定して・・・・

原因としては、
①水換え怠ってた
②最近窒素肥料やりすぎ、コケが発生したことがある。水換え量を増やして対応したがまだ影響が残っており、結果的にNO3の消費が少なかった。
っというのが、私の考察です。
餌由来のNO3が残ってるってことは、窒素肥料やりすぎなんでしょうね。しばらく窒素肥料の施肥をやめ、KとFe等微量要素の施肥のみにし、今週はいつもより大目の水換え(10L→20L)を行い、様子を見てみます。

やはり、具体的なデータが出ると方針がしっかり見えていいですね。

でわ、また^^

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