2009年02月

2009年02月 に関する記事です。コメント大歓迎♪
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2月ももう少しですね^^。
農家アルバイトは今月で終え、来月は就職前のバカンスを楽しもうと思いますよ★
まぁ散財する金も無いので、ダラけるだけですが(苦笑。

さて。
世の中不景気で、今年の春闘は難しい情勢のようですね。
我が家の水槽でも労働条件の改善を求め、ストライキが起こっていますので、お伝えしたいと思います(ぇ?。

そのまえに、しばらく水槽の全景をご紹介していませんでしたね。
今はこうなってます↓
DSC03114.jpg

パット見、普通の光景ですね。
しかし!彼らは見えないところで抗議行動を行っているのです!!
まぁ、見えないところってのが可愛いのですが(ぇ


その現場は全景左側、↓こちらの石の裏にて行われているのです。
DSC03119.jpg

そう・・

彼らは今まで頑張ってきました。

遠方より派遣され。もっとも過酷で重要な任務を果たしてくれていた彼ら。

それが今では・・・・・・・・・・・・
DSC03107.jpg
うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ・・・・・


そうです!
ストライキをしているのはヤマトヌマエビ!
水槽全体で30匹近く居るヤマトですが、写真に写ってるだけで20匹以上がここに集結。
あんたら、こんなところに集まって何やってるんですか(--;。

このところ姿が見えないと思ったら、一日の大半はこちらでストを行っているようです。
暗い間くらいは仕事してくれているのでしょうか・・・
或いは、せめて管理職の人は働いているのでしょうか・・・(ちが。
まぁ、アオミドロとか特に目立った発生をしていないので、問題は無いんですけどね。。。。
でも、見えないところだけ掃除してるのはどうかと思う(涙。


あとね。

正直。。

これだけ集まると気持ち悪い(==;;;;;


どうしたら普通に働いてくれるのでしょうか(悩。



っと、ここで終わると何なんで、最後に癒し写真を貼って今日はおしまい。
パンダの正面写真
DSC03102.jpg
相変わらずピンボケだけど、模様がはっきりしてきたチェリーバルブの稚魚さん
DSC03098.jpg

でわまた~


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春っぽい日々が続いたと思ったら、最近は寒いですね。
そんなわけでこんにちわ。
今冬2回目の風邪引きしている私ですorz

以前書きましたが、現在(ほぼ)毎日20L水換え&ハイポ1mlを続けています。
テトラ6in1の簡易水質チェックですが、

NO3 25~50mg/l
NO2 未検知
GH 0~4°dH
KH 0~3°dH  
pH 6以下
Cl 未検知

って感じです。
思ったより硝酸(NO3)の濃度が高濃度で推移していますね(--;。
ハイポだけの計算だと、硝酸(NO3)濃度が4mg/lになるはずですから・・・
ソイルからの染み出しや餌、排泄物由来の硝酸(NO3)が結構多いのかもしれません。
もう少しハイポの量を減らそうかな?とか思っていました・・・




が!
ナナが窒素欠乏の症状を示し始めました(ぇー
DSC03095.jpg
画面中央、葉に穴が開いているのが分かると思います。
こういうのが各所に出来始めました。
無論、通常でも古い葉はこのように分解・転流されていきます。
しかし、今回のこれは進行が早く、窒素欠乏の前兆の様に感じられます。

ぇ?

っと思われる方が多いのではないでしょうか?
私は先ほど「NO3の蓄積が見られる」っと言ってたのに、ナナが窒素欠乏とは矛盾するように思われるかもしれません。私自身、情報不足で確証が無いので断言出来ないのですが・・・

ナナって硝酸(NO3)を吸収出来ないのではなかろうか・・・(--;
とか、考えました。

↑これについて、
「窒素の吸収形態の違い」に着目しつつ書いていきたいと思います。

地上植物の多くは、窒素の吸収を硝酸(NO3)の形で好んで吸収します(=好硝酸性)。一方、一部の地上植物と稲などの半水生植物、そして水生植物は、窒素源としてアンモニアを好んで吸収することが知られています(=好アンモニア性)。

これは、地上では細菌の働きによりアンモニア(NH4)は比較的速やかに硝酸(NO3)にされます。一方、湿地帯では嫌気的になりやすいため細菌が働けず、アンモニア(NH4)の状態でとどまり易い傾向にあります。
よって、地上の植物は好硝酸性。水中の植物は好アルカリ性として進化してきたと考えられます。

稲で行われた実験において、窒素源を「硝酸だけ」と「アンモニアだけ」の2区画で比較実験をしたところ、「アンモニアだけ」与えた方が、「硝酸だけ」より約20%生長が促進されたという結果が得られています。つまり、好アンモニア性植物でも硝酸だけで育てることが出来るということです。
よって、水草も稲と同じように好アンモニア植物だが硝酸を吸収することで生長することも出来ると考えました。

これらの情報を元に、アンモニアを施肥すると生体が★になるなどして危険なので、私は硝酸を含んだ肥料を積極的に用いてきました。




しかし、
今回改めて調べてみると、気になる実験結果を見つけました。
低湿地に生息するクランベリーという植物の場合、窒素源として硝酸のみを与えると窒素欠乏が起こる。つまりアンモニアが無いと育つことが出来ないと言うのです。
私はこのような植物が居ることを知らなかったので驚きました。
このことから、アクアリウムに用いている水草においても、アンモニアが無いと生長することが出来ない種もあるのかもしれません。


ここで、ピン!ときました。
今回、硝酸(NO3)が十分にあるにも関わらずナナが窒素欠乏の症状を示したのは、
「ナナは硝酸を(殆ど?)吸収できない好アンモニア性植物だから!」



とか考えたんですが、どうなんでしょう?
でも、ナナって水上葉化出来るんですよね。。。正直微妙な考え。


これまでに「硝酸(NO3)は十分あるのに窒素欠乏を示す」って事があったので、アンモニアしか(殆ど?)吸収できない水草があると考えると矛盾が無いかな~??とか思うんですが・・・・情報量不足なんですよねぇ。
水換えの過程で「何か」が欠乏し、結果的に窒素代謝に以上が見られるのは確かだと思うのですが。。。
正直、決め手にかけます ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

読まれた方、どのように思われますか?ご意見・情報お待ちしております。


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親がパッションオレンジ色の車を買うそうです。
ディーラーの人がそのオーダーを聞いた瞬間、思わず固まる程に我が県では出ない色らしい。見積もり出すときに、2回聞き直してたし(苦笑。
まぁありきたりの白や黒よりはマシだけど、目立ちすぎでないか?親父殿(=Δ=.)

そんなわけでこんちわ。
昼間は親のお供でディーラーに行ってきた私です。


話しをAQUAに戻しますが、本日チェリーバルブの稚魚を発見しました
自家繁殖6匹目の稚魚発見です。
小さすぎてピントが合わなかったのが残念↓
DSC03088.jpg

相変わらず何食って育っているのかわかりませんが、色的にメス♀かな?
だとすると、チェリーバルブの自家繁殖暦はオス♂が2匹メス♀が4匹となります。

チェリーバルブは自家繁殖しやすいといいますが、本当に増えていきますねぇf(^^;。
そろそろ遺伝子が濃くなりそうだから、新たにチェリーバルブを買ってきてやった方がいいのかなぁ??とか考えてしまいます。

一方、我が家のもう一つ主力 ラミーノーズ はたま~に産卵をしているものの、一向に増える気配が無い。。。餌とかで促進できないんですかねぇ。コリドラスパンダは”イトミミズ”が繁殖行動を促すと何かで読んだことがあるのですが・・・(-_-)ウーム。


とりあえず、今回の稚魚も無事育て!
っと、願ってます★


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今!下から目線が流行中!!



って、単に水槽を下から覗き込むのがMYブームなだけですよ(笑。
そんなわけで、こんばんわ。連休なので、珍しく連日のブログ更新と相成りました(^^A。

話しを戻しますが、水槽をしたから覗くと水面に水草が写って綺麗ですよね。正面から見るより立体感が感じれますし★
我が家の水槽は、椅子から眺めて丁度良い高さにセットしてあるので、床に座って見ると見上げる感じになります。こんな感じ↓
DSC03033-1.jpg 
以前お話ししましたが、流木を追加&組みなおして立体感UPって感じです。
やっぱり、流木は上に突き出したほうが良いですねぇ。イキイキしてます(何。

一方、正面だとノッペリしてしまう(==)。
DSC03070-1.jpg
レイアウトは難しい。。。orz

「ブリクサ以外の有茎種を使わない」ルールを自分に科してるとわいえ、新しく植えたクリプトとかが成長したとき、どれだけジャングルになるやら。



とか考えながら、今日もハイポ入り20L水換えをする私でした。
でわまた~


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ども。
暖冬の影響で里芋が売れないらしく、生産調整(出荷量調整?)で土曜なのに休みの私です。皆様、暖かい冬でも煮物食べてくださいね(^^)b。とわいえ、2連休って素晴らしい(笑)。


さて、本日チャーム様で注文した水草が届いたので植え込んでみました。
購入したのは2種。
モスsp(国産)バラ Sサイズ
クリプトコリネ ウェンティー グリーン

です。

モスsp(国産)は、「国産の苔」ってだけで他の情報が無く、何者?っと前々から思っていた一品です。育ち方がわからないので、とりあえず日当たりが良い流木に巻きつけてみました。
DSC03024.jpg DSC03021.jpg

写真だとわかりづらいですが、見た感じリシア(カヅノゴケ Riccia fluitans)っぽい葉姿をしています。リシアよりやや細身の葉かな?って感じ。とわいえモスsp(国産)はリシアと違って沈むので、リシアより使い勝手はよさそうです。どんな姿に育つやら(* ̄∇ ̄*)。

次はクリプトコリネ ウェンティー グリーンについて。
何と言うか、紹介する必要がないくらいメジャーなクリプトですよね(^^A。cheepappa 様のブログに載ってた写真が綺麗だったので、思わず買ってしまいました(笑。思ったより多くの株数が入ってたので、いろんなところに植えてみましたよ。
DSC03006.jpg DSC03009.jpg
今は鮮やかなライトグリーン色でやわらかい感じの葉をしていますが、私の水槽ではどのような葉になるのやら・・・・これから一度葉が溶けるでしょうから、その後の展開が楽しみです。



あと、水槽の仕様変更のお知らせ。
1、CO2添加量を増量
最近ショートヘアーグラス(カヤツリグサ)の生長が悪いような気がするので、CO2添加量を2~3秒一滴をから、1~2秒一滴に変更しました。CO2添加量が過剰になると「ジャレコCO2ミキサー 改」の中でCO2が溶けきれず溜まってしまうので、しばらく様子を見ながら再度調節するかもしれません。

2、排水口の仕様変更
以前、自作リリーパイプもどきの紹介をしましたが、掃除がめんどうなのでより簡素なつくりに変更しました。とわいえ、掃除用ホースの口の部分を取っただけなんですけど・・・。
DSC03025.jpg
これで排水の流量は強くなりますが、簡単管理を優先してしまいました。尚、流量が強くても排水口&水流が強く当たる部分での黒髭藻発生を防げば、水槽全体の黒髭藻爆増を防げると判断した結果です。

3、濾材変更
エーハイム500の濾材を一部変更しました。
変更前:リング濾材S →エーハイム サブストラット →活性炭
変更後:リング濾材S →エーハイム サブストラット →エーハイム 粗目フィルターパッド → 厚手タイプ Gel Mat
濾材の最後にパット系を持ってくると、ポンプを止めて再始動したときに出てくるゴミをキャッチしてくれるので導入しました。また、Gel Matはチャームで一時ブーム(?)になった濾材なので、これを機に導入してみました。個人的な見解では濾材なんてなんでも有り・・・なんですが、まぁ何となく欲しかったので買った感じですゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。

4、納豆菌を再度投入

濾過槽をいじるついでに、納豆菌を濾材に埴菌しました。埴菌といっても、今回も納豆を何度も水洗いして、その洗浄水を濾過槽に混ぜただけですけどね。入れた理由が、冷蔵庫に賞味期限切れの納豆がたまたまあったから、というのは秘密。
納豆菌の様々な有効性を謳う商品が売られていますが、個人的には①有機物の分解 ②亜硝酸の硝酸化、この2点の効果を期待して導入しています。また、農業などで利用されている技術で、先に納豆菌を葉面に増殖させておくと病原菌の付着を阻害することが知られているので、その点も微妙に期待しつつ。。。って感じです。とわいえ、入れる納豆洗浄液の量にもよるのでしょうが、半日ほど水槽が白く濁るので真似する人は自己責任でやってくださいね(^▽^;)。

5、毎日水換え&ハイポ大作戦
試験的に、毎日20Lの水替えをしてます。今日で継続1週間。今後もしばらく続けていく予定です。以前、毎日水換えをしたときに窒素欠乏や鉄欠乏の症状が出たので、今回は肥料も追加してます。使用している肥料は
ブライティKハイポネックス ハイグレード 観葉植物(7-4-4)
使用量は、20Lの水換えに対して
ブライティKの添加量は5~10ml。
ハイポネックス ハイグレード 観葉植物(7-4-4)1ml。

添加してます。

水替えをしないでハイポだけを水槽に入れると藻が出ましたが、水換えの水に含ませて与えると藻の極端な発生は見られませんでした。どういうことか、ちょっと計算してみます。

ハイポ観葉植物(7-4-4) は全量で205g/180mLと記載されています。よって、1mlの重量は1.13g。この中に窒素が7%含まれているので、窒素濃度は約0.08g/mlということがわかります。このことから、水換え20Lの中にハイポ観葉植物(7-4-4)を1ml入れたときの窒素濃度
約0.08g/20L = 0.004g/L = 4mg/L

---------------------------------
※注意
ハイポ観葉植物(7-4-4)に含まれる窒素はアンモニア性と硝酸性窒素などが混在しています。
窒素濃度(7%)=アンモニア性窒素(2.35%)+硝酸性窒素(2,15%)+未表記
よって、アンモニアが硝酸になる間に目減りすることを考えると、全窒素が硝酸になったときの実数値は、もう少し低い値になると思われます。
---------------------------------

一般的な水槽において、窒素のほぼ全量がNO3として存在していると仮定すると、水槽における窒素濃度は25mg/L辺り。となると、4mg/L程度の窒素を含む水で水替えをしても藻が生えないのは道理なようです。

さらに具体的に書くとこんな感じでしょうか。。。
100L水槽(NO3濃度≒窒素濃度 25mg/L) から20L取り出す。
これにハイポ観葉植物(7-4-4)を1mlを含む20L(窒素濃度 4mg/L)で水替えを行うと・・・
水換え後の水槽の窒素濃度は20.8mg/L。
お~減ってる減ってる。計算してみるとスッキリしますね。実にわかりやすい。ん?わかりやすいですよね??

無肥料の水で水換えを頻繁に行う場合、必須多量元素(或いは必須微量元素)が欠乏してしまうことがあるようです。よって、このように有る程度養分を含んだ水を使って水替えをしてやることで、欠乏症になるリスクがかなり減るのではないかと考えます。
無論水換えの頻度が低い場合、水槽内は養分過剰になりがちだと思われます。その場合、今回のような肥料を含んだ水を使用することが適切かどうかはわかりません。濃度や肥料の種類を変えるなど、各々の環境に応じて施肥されると良いと思います。個人的には、不足しがちなカリウム(K)系の肥料と、ハイポ活力液 等で必須微量元素を補ってやるといいのかな?とか思います。

今回紹介した「毎日水換え&ハイポ大作戦」は試験的に行っている段階ですので、ハイポの濃度がもっと低濃度が良いか、高濃度が良いかはわかりません。何しろ初めて1週間しかたってませんからね(^^A。とわいえ、適当に参考にしていただけると幸いです。


こんな感じ。
実は、流木とかも追加したりいじったりして、水景がまたしてもガラッっと(?)変わってますが、それは後日紹介することにします。
でわまたー(⌒ー⌒)ノ~~~

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水槽の中で赤く染まる水草
赤系の水草は一般的に栽培が難しいとされる種が多いが、多くの人を魅了していると思います。

私が知りうる限り、赤色に染めるテクニックとしては以下の2点が特に重要とされてるように思います。
①高光量
②鉄の施肥


このため水草を赤く染めたい(赤色化したい)場合、高光量の維持のためにメタハラの購入や60cm水槽で蛍光灯を3~4灯使う。あるいは鉄の施肥のためにアイアンボトム(Fe 固形肥料)やメネデール(Fe)などを使っている方が多いと思います。
実際、これらの管理で水草の赤色化に成功する方が多いというのは事実であり、多くのアクアリストたちが経験的に見出した栽培技術なのだろうと思います。

これに対し・・・
現象の結果だけではなく、その過程、原理を知りたがる私としては、
水草が赤くなる原理(赤色化の原理)
について、植物生理学的視点から示してみたいと思います。

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なお、以下の理論は確実なものではありません。
「日本植物生理学学会の質問コーナー」で相談し、専門家の方のご意見を踏まえて書いていますが、植物の生理現象は未知の部分が多く、現在有る知見から考察したに過ぎません。あくまで可能性の一つとして読んでいただけると幸いです。
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第1章 水草が赤くなる原理

水草が赤くなる原理は、紅葉するモミジと同じ原理と考えられます。
つまり、
クロロフィルの分解・消失アントシアニンの合成促進
によって引き起こされます。

植物は、緑色に見えるクロロフィル(Chlorophyll) という光合成色素を持っています。これは光を受容する器官であり、光合成において光エネルギーを電気エネルギーにする重要な器官です。つまり、ソーラーパネルのようなものです。
また、クロロフィルを含む葉は緑色に見えます。逆に、クロロフィル以外の光合成色素体を含む植物は、緑色以外の葉色をしています。

一方、アントシアニン(anthocyanin)は植物界において広く存在する赤~紫色を示す色素です。機能としては紫外線を吸収する他、活性酸素を抑える抗酸化作用などがあるとされています。人で言うところの日焼け(メラニン色素)のようなものです。
また、アントシアニンを含む葉は赤~紫色を示します。このアントシアニンの色の変化は、結合する物質や細胞内pHなどで変わるとされています。


繰り返しになりますが、赤色化をさらに簡単に説明するならば、
緑色の色素が減り赤色の色素が増えるから赤く見える。
ということです。



第2章 何故水草は赤くなるのか?

赤色化がクロロフィルの消失とアントシアニンの合成によるとすれば、それが起きるのはどういう条件かを考えてみましょう。赤色化する水草の中でもメジャーなロタラ(Rotala)の仲間、ロタラ インディカを例に挙げて考えてみたいと思います。

ロタラの仲間は南方系の水草で、光量のとても高い条件で生育していると考えられます。
その中で、光量が非常に高い(光エネルギー過剰)条件では葉緑体内で活性酸素が発生し、これが葉緑体を衰えさせて、クロロフィルの分解をもたらします。
更に、直接太陽光を受ける上部の葉では紫外線も強いので、その害から守るために紫外線を吸収するアントシアニンを合成すると考えられます。

これらのことから、水草の赤色化は、過剰な光エネルギーに対する障害と紫外線に対する防衛反応であると考えられます。
もちろん、水草の種類によって過剰であると感じる光量は異なる(例 ロタラ系は高く、クリプト系などの陰系は低く推移していると思われます。)と共に、すべての水草が赤色化するわけではありません。

以上のことから、水草が赤色化するのに「高光量」が有効というのは、生理学的に見ても理にかなっている技術であるといえます。さらに、「高光量」だけでなく「適度な紫外線」も赤色化をより強く誘導する可能性があります。蛍光灯に比べてメタハラで育てたほうが赤色化を示しやすいのは、メタハラは蛍光灯に比べて紫外線を非常に多く放出するからなのかもしれません。


第3章 鉄を施肥する意味
以前、私は鉄はあくまで必須微量元素の一つであり、過剰に与える必要は無いと記述してきました。しかし、鉄が赤色化を促進させる可能性を示す知見を得ることが出来たのでお知らせします。
あくまで憶測ですが。。。


クロロフィルの合成は protoporphyrin IXからMg-chelataseの働きで Mg-protoporphyrinIXになり、それからchlorophyll a(クロロフィルa)が形成されます。しかし、protoporphyrin IXは chlorophyll a(クロロフィルa) の前駆体であるだけでなく、Fe-chelatase という別の酵素が触媒してFeと結合し、protoheme(プロトヘム)になります。
chlorophyll-2.jpg


このことを考えると、過剰の鉄イオン(2価)の存在は protoporphyrin IXの protoheme(プロトヘム) への転換が進み、Mg-protoporphyrinIXへの転換を抑えることとなり、結果的にchlorophyll a(クロロフィルa)の合成量の減少をもたらすということも考えられます

これらの考えは憶測に過ぎません。しかし、鉄を他の元素の吸収阻害をしない程度に過剰吸収させることにより、赤色化を促進させることができる可能性を示すと思います。



第4章 思うところ

高光量と鉄の施肥が水草の赤色化を促進する"原理"。その可能性について示してきました。
水草の赤色化が防衛反応である。つまり、水草が赤色化するのは環境が良いからではなく、光が強すぎるという点でストレスを感じる環境であることが示唆されたのは、非常に興味深いと思います。とわいえ、一般的に光量不足になりがちな水槽において、植物が少し強すぎると感じる程の光量を与えることが出来ているということは、むしろ良いことだと思います。もちろん、やり過ぎは弊害が出るためダメでしょうけどね。
(例:赤色化しない水草のクロロフィル量が低下し、緑色が薄くなる。藻が増える。など)

さて、これらの知見を水景つくりに生かすとなると・・・
蛍光灯の方は適度に紫外線を発生させる蛍光灯を利用してみると面白いかもしれませんね。紫外線が強すぎると魚が日焼けしてしまいますが(==)。
鉄の施肥に関しては、利用すると赤色化を誘導しやすい可能性があることが改めて示されたと思います。適度に与える方が良いのかもしれませんね。

最後に。
これまでに何度も言ってきましたが、植物は窒素、リン酸、カリウムをはじめとする必須多量元素、そして多くの必須微量元素があってこそ元気に育ちます。今回は光と鉄の話しですが、これら多くの元素があってこその赤色化なので、他の元素についても気を配ってあげてください。以前よりブログのカテゴリー「肥料関係」や、ここ以外のHP「アクアリウムのHP」においても色々書いていますので、それらを参考にしていただけると幸いです。


質問等ありましたら、どたなでも気軽にコメント欄へ書いてください。
でわ。

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