「鉄イオンを用いたリン除去」の紹介

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昨日、「燐(P)がコケの発生に関与するかも知れない・・・」っと書きましたが、それに関連したことを書きたいと思います。


私は今「最適なろ過システムとは何か?」を知るため、いろいろ調べたり聞いたりしています。昨日の記事もその一環でして・・・・
その中で、水質改善や下水の水処理を行っておられる「水処理倶楽部」様から多くの情報を提供してもらった所、ちょっと面白い情報があったので紹介します。

先に言っておきますと、今回紹介するのはオマケ中のオマケ情報で、非常~~に多くのアドバイスを頂いたのですが、それを自分なりに噛み砕いて処理しきれておらず、今はお伝えできません。より理解を深めたら、皆様に紹介したいと思いますので、しばらくお待ち下さい。。。


さて、本題に戻ります。
その教えてもらった情報を結論から申しますと、

「鉄イオンを用いた燐除去」

です。
水処理倶楽部のある方が、「セラカルボン」っという商品の性能チェックを頼まれ、性能が立証されたので紹介していただきました。形はペレット状で、このサイズのものを60cm水槽に対し2袋入れ、効果は2ヶ月程だそうです。
DSC00973.jpg

そこで、開発者の方に直接話を聞いてみたところ、詳細は特許にかかわるため教えてもらえませんでしたが、

主原料及び有効成分は  だそうです。

おそらくこの商品の原理は・・・

製品から2価の鉄イオン(Fe2+)が溶け出す。この2価の鉄イオンは、水中の溶存酸素(02)により酸化されて、3価の鉄イオン(Fe3+)に変わる。そして、水中のリン酸イオン(PO43-)と反応して、不溶性のリン酸鉄(FePO4)となり沈殿する。

っといった感じで、水中の燐(P)を不溶性にすることで除去してくれると思われます。
上記の原理は開発者から教えてもらったわけではありませんが、水処理における鉄イオンの作用として実際に応用されている原理なので、多分合ってると思います(^^A。

また、これは開発者から聞いた事ですが、
付随効果として
(1) 鉄が酸素を除去する作用(=周囲の嫌気化)があるようで、脱窒(=脱窒菌による窒素除去)が進みやすい。
(2) 植物への鉄イオン添加作用もある(これはフィールドで実証済みだそうです)

本来この製品は、河や湖などの大規模な水質改善、養殖場などの水質維持などに用いるために開発されたもので、水槽などのスモールスケールにおいてはこれから・・・っと言った感じみたいです。よって不確定要素はまだありますが、色々試行錯誤してみたい方は試してみてはどうでしょうか?

ちなみに、私は開発者の方からモニターを兼ねて試供品をいただけることになったので、試してみたいと思います。


以上。
鉄が肥料以外にこんなところで役立つとは・・・っと、個人的にちょっと驚きの知識でした(^^A””

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コメント
この記事へのコメント
これは、ひじょーに興味深い
二価鉄を利用するって言う事は・・・
メネデールにもその二価鉄イオンが含まれているので
その効果があるって事だろうか?
でもメネデール程度では含有量が少ないのだろうか?
これはちょっと見逃せなくなってきました
今後の展開が楽しみです
2007/04/02(月) 23:22 | URL | おとと #-[ 編集]
>おとと様
ん~どうなんでしょう?メネデールに含まれる鉄イオンの状態が解らないので何とも言いがたいのですが・・・確かキレート化されてるんじゃなかったでしたっけ?
だとしたら3価のイオンに成れないので、この製品のような作用は期待できないように思えます。
逆にキレート化されてないなら、同じような作用が期待出来るかと。
この辺を考える上で、表示義務の無いってのが痛手ですね・・実際の所どうなのか、私自身気になってます(==)。少し調べてみますね。

他の方も、ご意見・情報提供あればお願いします。
2007/04/02(月) 23:37 | URL | 浩之 #7on8HzD6[ 編集]
こんばんは☆
先日は質問にお答えいただいてありがとうございました^^
とってもタメになりました^^
メネデールを入れていたら底床に金属の塊ができたって聞いたことあります^^;
それってこのことでしょうかね~
そうだとしたら、沈殿ってレベルじゃないですね(笑
2007/04/02(月) 23:42 | URL | P-yuki #N.vW.TCs[ 編集]
>おとと 様
追加情報です・・・
不確かですが、メネデールは水耕栽培に用いるEDTA-Feの水溶液に良く似ているそうです。その似ている水溶液は紫外線に弱いので褐色のポリビンに入っているのですが、その点を見てもメネデールと共通するところがあるかと。
ですので、基本的にはメネデール内の鉄はキレート化しているため、「普通に添加している分にはこの商品のような効果は得られない」と考えて良い様な気がします。てか、キレート化されてなかったら、メネデールの中は赤いサビ鉄液になってますし(笑)、多分そうです。
ただ、植物が吸収しきれない位過剰投与して水槽内に蓄積した場合、いずれキレートから解かれて3価の鉄になり、酸化鉄になったり、リン酸鉄になったりするかと思われます。

まぁだからといって、メネデールのやりすぎOK!ってわけにも成らないでしょうし・・・判断に困りますね。これ以上の判断は、素人では辛いですな^^A。
再度調べたり聞いたりして、何かわかったら書き込みます。


>P-yuki 様
いえいえ、参考になればこちらも嬉しいく思います。ただ、素人に毛が生えた程度の知識ですし、間違いがあればどんどん指摘してくださいね。お互い、賢くアクアを楽しみましょう☆

ちなみに、その水槽の底に出来た金属の塊って・・・メネデールをかな~~り過剰添加してたんでしょうかね?ある意味凄すぎ^^A
2007/04/02(月) 23:53 | URL | 浩之 #7on8HzD6[ 編集]
こんにちは♪
「最適なろ過システムとは何か?」って非常に興味深いです♪
常日頃から「最強のろ過システムは何か?」ってずっと思い続けており、水産学部の卒業生に何が最高のろ過か聞いたら大学ではろ過が足りなかったら上部式をドンドン増やして行ってたから・・・との答えで、余計訳が分からなくなってしまってます(悲)
飼育魚には少しでも快適にすごして貰いたいのでe-343

楽しみに待ってます\(^o^)/
2007/04/03(火) 13:46 | URL | ぱなくえ #LVvok1FM[ 編集]
詳しい説明ありがとうございます
キレート化、確かにそうですね
されて無いとボトル内に錆が溜まるって所で、凄く納得
今後の更なる調査に期待しております
2007/04/03(火) 22:59 | URL | おとと #-[ 編集]
ほうほうと思いましたのでポチっとしておきます(笑)
それにしても深いお話ですね。燐を取り込んで沈殿した鉄は
底砂掃除で取り出したらいいんでしょうか。
嫌気化はエビの酸欠やエロモナス菌などちょっと気になる点ですが
なにはともあれ試供品でのレポートが楽しみです。
2007/04/04(水) 00:05 | URL | imp28 #K2lk8VP2[ 編集]
>ぱなくえ様
最強のろ過システムは何か?」となると、硝化、脱窒、各種イオンの蓄積、そしてアレロパシー(他感作用)等の微量要素の除去を確実に・・・ってことですよね。
ふむ、、、単純に硝化だけだと「上部式をドンドン増やして・・」作戦は非常に理に適っている方法ではあります。上部式って実はかな~りの処理能力があるので・・・沢山増やすとオーバーフローと同じようなものですしね。あとは活性炭などで化学的に除去し、嫌気剤(?)で部分的に嫌気化して脱窒もすると、過密水槽などでは有効だと思います。ですので私は、濾過槽の大きさ≒処理能力と言って良い位だと考えています。
だた、水草を育てるとなると上部ろ過やオーバーフローのようなOPENタイプは不適ですし、インテリアの一つとして置く場合、水槽と同じくらいの濾過槽を置くのは本末転倒なので・・私は限られた面積で「最適なろ過システムの構築を目指しているわけです^^。
まぁ「最強」も「最適」も、結局は水槽内の実情と、ろ過原理の把握があってこそのものですし、共に情報交換などしていけたら幸いです。よろしくお願いしますね(笑)
2007/04/04(水) 04:40 | URL | 浩之 #7on8HzD6[ 編集]
>おとと様
ご理解いただけて幸いです。
でも、素人なので「間違ってたらごめんなさい(笑)」は、常に頭の片隅に入れといてくださいね^^A

>imp28様
沈殿した燐は、濾過槽内だと汚泥と共に除去する。床底に溜まったら、植物が根酸などで再度吸収可能な状態にして吸収するか、掃除の時に吸い込むか(ソイル以外の場合)って所でしょうか・・・。

嫌気化については、ろ材の大きさがこの程度なので水槽内の酸素を劇的に減らす程の効果は無いと思います。調べていないからわかりませんが、所詮「鉄」なんで、用法・用量を間違わなければ問題ないかと^^。
本来、鉄イオンを用いた燐の除去は電極などを用いて強制的に鉄イオンを分泌するんですが、この商品はただのペレットですから・・・鉄釘が水中で錆びる様に、周囲に酸化膜が出来る感じで燐を処理するんだと思います(何か特許な技術があるんかもしれませんが・・・)。だからこそ、しばらくすると酸化膜が出来てイオンの放出が減ってしまうため、2ヶ月の使用期間なのだと予想しています。それを含めて考えると、おそらく嫌気化出来るのはこの商品の周囲だけかと・・・
2007/04/04(水) 04:57 | URL | 浩之 #7on8HzD6[ 編集]
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